「雪の越後の手提げかご」

山葡萄花結びかご  Takeuchi Akira



竹内さんのかごで初めて手に取った、花結びのかご。
小さな花がぎっしりとバッグ一面に並べられているような感じで、
思わず「・・はあ・・」とため息が出るくらい。
雑誌では見たことがあったこの花結びは
思ったより存在感のあるものでした。
かごに精通していない人が見ても
エレガントかつ高級だと一目でわかっていただけるでしょう。

花模様をひとつひとつ編んでいくのは、やっぱり大変な技術と
通常のかごの約3倍以上の時間がかかるようです。
またぎっしり編み込みされているので材料の蔓もたくさん必要です。
なので花結びのかごは重いというのが一般的に認識されていることですが
竹内さんの花結びのかごはなんと約520g。
これは花結びのかごを編むのに最適なひごの厚みを
慎重に選んでおられるからだそうです。


2012年より強度の面、デザインの面を考えて形が台形から
四角い形に変わりました。側部分は丸みを帯びた感じになります。
大きさも一回り大きくなりすっきりしたフォルムとなりました。

竹内さんのかごバッグの山葡萄の蔓は新潟県の妙高山の山奥で採れた蔓を使っています。
自生している蔓は丈夫で山葡萄のかごは昔から「親子3代100年持つ」と言われるくらい
耐久性に富んだバッグです。
手でなでることにより艶がでて革をなめしたようなバッグになっていきます。

かごの編み方はたくさんありますが、細いひごを使って
凝った編み方をする作り手さんはなかなかおられません。
柄のあるものは柄あわせに大変な手間がかかるようです。
竹内さんのかごは
どの方向から見ても完璧な柄。
素晴らしいと思いました。
クオリティも高く申し分ない出来上がりです。




※御注文受付順に来春よりお届けいたします。
(納期は先着順に受付します。)
またこれらのかごをベースに特注(サイズ変更)も承ります。
お気軽にお尋ねください。





 
     
     
 
 
↑憧れの花結びかごです。   小さな花がバッグ一面に敷き詰められているかんじ。
 
もちろん側面も花結び   この技術はすごい!
 
持ちやすい大きさです(重さは520g)   底も花結びです。
 
使い込んだ花結びのかごを見てみたいです   春が待ち遠しくなる山葡萄のかごです
     
     
     
     
     
     
     
     
 
 
 
 
       
     
       
 

憧れの花結びのかご、初めて手に取ってみました。
ぎっしり詰めて編んであるせいか、ほかのかごより
「ずっしり」していて頑丈そう。
いえ、でもこれは花結び、とってもエレガントです。
私のようにカジュアルな服装に合わせるのは
もったいない気がしますが、
大人のカジュアルな装いにぴったりかも。
せめてブラウスはフリルか、ギャザーの入った小花模様で
揃えてみたいです。
ワンピースとかドレッシーな装いにもぴったりです。
着物にも素敵に持っていただけるのではないでしょうか。




 
     
 

花結びかごの感想
こんばんは。 昨日、受け取りました。花結び・・・素敵ですね〜。待った甲斐がありました。大満足です!! とても美しく、可愛い籠バッグ、ずっと大切にしたいと思いました。 今も隣に置いています。小さなお花がいっぱいで感動!です。本当に嬉しいです^^ やはり、国産で、きちんとした作家さんが編まれた籠は、信頼と安心感がありますね。 竹内さんにもよろしくお伝えくださいね。 このたびは、ご親切でご丁寧な対応をしてくださり、本当にありがとうございました。 花結びの籠、いろいろ探しましたが、MONO STYLEさんにお願いして、間違いなかったです。 今後ともどうぞよろしくお願い致します。

 
     
 
   
         
竹内さん本人はかごを編み始めて約15年のキャリアです。
民芸運動を推進した柳宗悦の「実用の美」という思想を大事にし、「民芸」という世界で実に堅実にしっかりと編みこまれています。2年連続、日本民芸公募展で優秀賞(左写真小物入れ)・厚生労働大臣賞(右写真胡桃のかご)に輝かれました。「民芸」という言葉にあまり馴染みがなかった私も竹内さんから次々に送られてくる資料を読ませていただいて、日本の手仕事を大事にしてゆかねばならないな、と改めて思いました。余談ですが、右上写真は山ぶどうの小物入れ、3年毎日なでていたそうです。一緒に写っている新しいかごと比べるとこんなつややかな革のようになるんですね
 
 

 
     
 
 
     
  ・毎日新聞に橋出たよりさんの山ぶどうのかごについての素敵なエッセイが載っていたので(竹内さん提供)掲載します。
まるで私達世代の山ぶどうのかごに対する想いがそのまま綴られているようです。


〜略〜
実は、20年くらい前からずっと山ぶどうのカゴに憧れていた。 大学を卒業して、出版社へ就職したばかりの頃、知り合った編集デザイナーさんがこのカゴを持っていた。 一見、皮革に見えた。「もう10年近く、使っているからね。自然に艶が出てきて、革みたいでしょ。でも、本当の革だったら 重くて持てないから、ちょうどいいの」 そう言いながら、楽しそうに、カゴの中からノートやペンケースを取り出す彼女は、とても素敵だった。
 四十代前半だったと思うが、おとなの魅力にあふれていた。それからというもの、たまに、街で、ぶどうカゴを見かけるようになった。
きまって、持っている人はおしゃれだった。そのたびに、「もっとおとなになったら、きっとあのカゴ」と思い続けてきたのだった。
 何年か前、お店で手に取り、購入しようとおもったが、子供がまだ小さくて、手提げかごを持つ余裕がなかった。道を歩いていても、ふいにだっこをせがまれる。肩から下げられるトートバッグやリュックが手放せなかった。 友人A子に言うと、「それなら、山ぶどうのしょいカゴにしたら。山でおばあさんが使っている本物の農具。いざと言う時、子供くらい入るわよね」とさらっと言われ、こころが動かないわけでもなかったが、さすがに勇気がなかった。
最近、何人かの同世代の友達が山ぶどうカゴを手に入れたという話を聞いた。 北東北の旅先で手に入れたというカゴもあれば、ネットで買った という友人もいた。それなりにみんないい感じだった。 ああ、わたしたちももうそんな年齢になったんだとしみじみと思った。山ぶどう解禁といったところだろうか。 気がつけば、うちの娘もひとりで電車に乗って学校へ通う歳になっていた。 ついに時来たれり! 意気込んでお店へ。買うんだったら「ここで!」と決めていた工芸店で「A4が入る大きさで」と御願いすると、「それでしたら1年くらいで仕上がってくると思いますよ」とのこと。えっ、1年も待つの? それより少し小さいサイズのものは、人気があって、5年前に頼んだ人がやっと今年受け取っているのだとか。  山形県の作り手さんが手をいためてしまったこともあり、スピードアップは期待できないのだそうだ。 ここは、ひとつ潔く待つことにした。
 けれど、手ぶらで帰るのも寂しい。棚にケータイとお財布と鍵が入るくらいの小さなカゴを見つけた。 なんてかわいいんだろう。
 けれど、そこは山ぶどう。お値段は決して可愛くない。迷いながら、手に提げてみて、はっとした。 小ぶりなのにもかかわらず、持ち手が頑丈にできているのだ。「もっとしっかり持たんかい」とカゴに渇を入れられ、ぐいっと握り返されている気さえする。 もともと装飾品ではなく、農具だったことを思い知らされた。 確かな手仕事の手応えが、作った人の手から私の手へとしっかりと伝わってきた。
 民芸ってすごいなあと思う。 「民芸品」と聞くと、ちゃちなお土産物を連想する人もいるかもしれないが、それは間違いだ。民芸とは、民衆的工芸の略。暮らしの中に生まれた実用性の高い手仕事は、健康的で美しい。やっぱり民衆は侮れないのだ。
 結局、そのかわいいがかわいくないカゴは、お買い上げ。そのまま手に下げて帰った。手あぶらが強度を増すとかで、なでてやるといいと聞き、ヒマを見つけては、ペットのようになでてくらしている。 そうしていると、どうしても、1年待ちと言われたA4のカゴが気になりだした。まだ、三日しか経ってないのに、お店へ行き、進捗状況をたずねた。すると、「数ヶ月でお渡しできると思います」と微妙だが、若干納期が早まったではないか。 来た甲斐があったと、帰ろうとした瞬間、小ぶりだけどこの間のものよりは一回り半くらい大きなカゴが目に飛び込んで来た。 「これは?」と尋ねると、注文を受けて作ったものの、サイズが少し違ってしまったので店頭に並べたのだという。 見たりさわったりしているうちに、どうしてもほしくなってしまった。こうなると軽い山ぶどう中毒かもしれない。値段は前回よりもさらに可愛くない。 さあ、どうする? ええい、とそこは、大人買い。両手に山ぶどうで、帰宅した。
 すかさず、小学二年生の娘から、「あれ、山ぶどうのカゴが増えたね。どうしたの?」とチェックが入った。 「ああ、これ、きょうだいなの」とさらっと答えると、いぶしがって「ぶどうのつるにもきょうだいとかあるの?」とさらに突っ込んできたので、「そうよ。山奥で大きな1本の大木に一緒に巻き付いていたのよ」とフォークロアな語り口でしびれさせてあげた。 ふふふ、さらに驚くがいい。数ヶ月後には、ぶどう三姉妹になるのだ。
 暑苦しい部屋の一角に並べて飾ると、そこだけは、秋の気配。こっくりと深い秋の空気が流れ出す。 持ってよし、眺めてよしのいいカゴだとつくづく思う。  毎年、どんな感じで変化していくのだろうか。 この手提げカゴとともに、わたしも風格を増すことができるだろうか。歳をとるのが、少し楽しみになった。


2008年毎日新聞 橋出たより 「山ぶどう」 エッセイより
 
     
       
 
 
       
       
       
 
 
     
     
   



商品名 山葡萄花結びかご/竹内彰
商品NO TA-0004(1個) 予約受付中
価格  200000円 (税込216000円)
サイズ たて21よこ28奥行10cm
      ハンドルの長さ30cm

     
数量 
    

※この商品は予約受付中です。出来上がりは2018年春以降となります。

※決済はカード、または振込でお願いいたします。
(3万円以上の予約のため代引不可

振込の場合、半金を先に(半金入金後発注いたします)残金を出来上がり時期にお振込みでも構いません。 注文時備考欄に明記ください。

予約後のキャンセルは受け付けておりません。

※作品は手作りのため、ひとつひとつ色や形は微妙にかわります。
写真とまったく同じではありませんのでご了承ください。

     
     
 
     
 
     
 
     
  ※作品は手作りのため、ひとつひとつ 色や形は微妙にかわります。
写真とまったく同じではありません のでご了承ください
 
     
  <山ぶどう商品メンテナンス>
@使い始めのうちにかめの子たわし(プラスチックや金属ではなく昔からの固いたわし)で何もつけずにこすってください。※これをすることによりつやがでてきていい風合いになります。でもやりすぎるとおもしろみがなくなるとか・・・
Aこすると木の繊維などがとれてきますのではさみや爪切りなどできれいにとってください。
Bときどきジーンズくらいの固い布でこすってくださいこれらのメンテナンスをすることによって皮をなめしたような光沢のあるいいふうあいの山葡萄になります。


竹内さんからですが
「使用しないときには籠を朝日や夕日の当たるところに置いて眺めると、やまぶどうのほかのつるにはない独特の雰囲気を楽しめます」とのことでした。ぜひ試してみてくださいね。