「雪の越後の手提げかご」

山葡萄三つ編み連続桝網代かご  Takeuchi Akira



細いひごで三つ編みに編まれたダイヤ柄が並ぶ山葡萄のかご。
三つ編みのかごは竹内さんの今回の新作です。

遠目で見るとレースの柄が並んでいるようでとてもきれいです。
三つ編みと網代の編み方の強弱で柄がはっきり表れているのではないでしょうか。
どのように変化していくのか、とても楽しみですね。
この三つ編みは幅2mmくらいで1時間で1メートル程度しか編めないようです。
来年春より順次お届け予定です。


竹内さんのかごバッグの山葡萄の蔓は新潟県の妙高山の山奥で採れた蔓を使っています。
自生している蔓は丈夫で山葡萄のかごは昔から「親子3代100年持つ」と言われるくらい
耐久性に富んだバッグです。
手でなでることにより艶がでて革をなめしたようなバッグになっていきます。

かごの編み方はたくさんありますが、細いひごを使って
凝った編み方をする作り手さんはなかなかおられません。
柄のあるものは柄あわせに大変な手間がかかるようです。
竹内さんのかごは どの方向から見ても完璧な柄。
素晴らしいと思いました。
クオリティも高く申し分ない出来上がりです。




※御注文受付順に来春よりお届けいたします。
(納期は先着順に受付します。)
またこれらのかごをベースに特注(サイズ変更)も承ります。
お気軽にお尋ねください。





 
     
     
 
 
↑レースのダイヤ柄が並んでいるよう   ↑横から見て
 
↑どこからみてもきれいです   ↑網代編みの部分が浮き出ているよう
 
↑ぎっしり編まれたかご   ↑上から見て
 
↑底の部分   ワンピースと合わせて
     
     
     
     
     
     
     
     
 
 
 
 
       
     
       
 

竹内さんが送ってくださった籠のなかに
黒く艶やかなかごがありました。(左)
これは竹内さんが3年間手で毎日
なで続けていたようです。

この新品の三つ編みかご(右)も
3年なで続けていると
このように年季の入った素敵なかごに
変化するのでしょう。




 
     
     
 
   
         
竹内さん本人はかごを編み始めて約10年のキャリアです。
民芸運動を推進した柳宗悦の「実用の美」という思想を大事にし、「民芸」という世界で実に堅実にしっかりと編みこまれています。2年連続、日本民芸公募展で優秀賞(左写真小物入れ)・厚生労働大臣賞(右写真胡桃のかご)に輝かれました。「民芸」という言葉にあまり馴染みがなかった私も竹内さんから次々に送られてくる資料を読ませていただいて、日本の手仕事を大事にしてゆかねばならないな、と改めて思いました。余談ですが、右上写真は山ぶどうの小物入れ、3年毎日なでていたそうです。一緒に写っている新しいかごと比べるとこんなつややかな革のようになるんですね
 
 

 
 
 
     
 

↓↓山ぶどうのかごを買われたお客様からの感想の抜粋です。↓↓


●胡桃かごがとても細かい目で編まれているなあと思っていたのですが、山ぶどうかごは、それどころではない細かさ、びっくりしました。形もきっちりとしていて、高級感があります。そしてとっても軽くて、しなやかです。大事に大事に使っていきます。

●今日 無事にかごを受け取りました。こちらの都合で 日にちを延ばして頂き ごめんなさいね。本当なら 早く手にしたかったのですが。。。局の方ですが 私の想像ですが・・・こんな大きな箱で 軽いのに この金額きっと「何だろう!?」て疑問だらけだろうな〜て(笑う)自分でも 半分は すごい買い物をしたなぁ〜とすごく繊細ですね。蔓て硬いはずなのに しなやかさもありますね。これから どんな感じになるか楽しみです。ひごが細いですけど。。。折れたりしませんか!?少し気になりました。あと 中側の底の部分に編んであるひごが5センチほどそのままの状態ですが触らない方がいいですね?中袋を考えておりますし(いつになる事やら)

●昨日 土砂降りの中 三越へ出掛けたのですが帰り道 やまぶどうのかごを持った方を見かけました。雨の日でも気軽に持てること 見た感じもよくて早く自分もそんな風になれたらなぁと思いました。また仲間を増やそう病が発病したら 汗・汗・汗ですね〜

●初めて購入するかごバッグだったので、今回購入した台形型のバッグとシンプルな四角いトートとどちらにしようかものすごく悩みました。四角い方が便利そうで飽きなさそう,でも少し大きいかなとか、他の商品と違って、気軽に2個買いする事は難しかったので数日に渡って逡巡していました。今回は台形のバッグにしましたが、想像よりも小さく感じられたので次回はぜひ四角いトートも入手したいと思いました。(もちろん、少しずつバッグ貯金をしてからですが)手入れの仕方や保存方法など、何もわからない状態なので同封していただいた紙を見ながら大切にしていきたいと思います。

●こんにちは。昨日無事に商品を受け取りました。HPの写真のとおりのとても素敵なかごでした。長年憧れていた山葡萄のかごでしたのでとてもうれしいです。キーホルダーとたわしもありがとうございます。竹内さんにも感謝の意よろしくお伝えください。これから大切に使っていきます。またよろしくお願いいたします。前回送っていただいた竹の洗いかごもとてもよかったです。台所が明るくなりました!

●このたびは、ありがとうございます。昨日、届きました。こんなに早く手にできるとは思っていなかったのでとてもうれしいです。思っていた以上に素敵な籠でとても満足しています。10年以上前より山葡萄の籠にあこがれていましたが、2年前に偶然花模様編みの籠を購入する機会があり、それ以来すっかりはまってしまいました。今回で4つ集まりましたが大切にしたいと思っています。本当にありがとうございます。

●手提げかごを受け取りました。首を長くして待った甲斐のある品で満足しております。 貴重なたわしもありがとうございます。大事にメンテナンスしながら、末長く使いたいと思います。素晴らしい「手仕事」をなさる作者の方にも機会がありましたら、どうぞよろしくお伝えください。


●ご連絡遅れました。山ブドウのカゴ、たいへんありがとうございました。 かみさんへのプレゼント用でしたが、とても気に入ったようです。 少し時間がかかりましたが、待てば海路の日和あり、でしょうか。 心より御礼申し上げます。

●昨日 山ぶどうのかごバッグ届きました。 若い頃から憧れてて、、 バッグの成長に負けないよう これからの人生 共に素敵に 歩んでいければと思います。 素敵な出会いをありがとうございました。

●『山葡萄けやき市松くずし籠』を無事受け取っております。 ひと味違うミックス素材に惹かれました。 使いやすそうなサイズと色のグラデーション(けやきが下に いくほど濃い)も惹かれポイントです。 ありがとうございました。

●お世話になります。 本日、竹内さんの山葡萄のかごを無事受け取りました。 丁寧に対応してくださり、ありがとうございました。実物を手にとることができないオンライン通販に迷っていたのですが、写真や紹介文から素晴らしいものに違いないと、購入を決めました。届いた山葡萄のかごは、とてもしっかりとしていて、素朴な無骨さも残しつつ端正な居ずまい、 想像以上に素敵です。20年前に20歳年長の方が持っているのを見て憧れていましたが、今手にできる年齢になったのだな、と感じ入っています。
10年20年と大事に育てたいと思います。 竹内さんにもよろしくお伝えください。この度はありがとうございました。

 
       
 
 
       
  ・毎日新聞に橋出たよりさんの山ぶどうのかごについての素敵なエッセイが載っていたので(竹内さん提供)掲載します。
まるで私達世代の山ぶどうのかごに対する想いがそのまま綴られているようです。


〜略〜
実は、20年くらい前からずっと山ぶどうのカゴに憧れていた。 大学を卒業して、出版社へ就職したばかりの頃、知り合った編集デザイナーさんがこのカゴを持っていた。 一見、皮革に見えた。「もう10年近く、使っているからね。自然に艶が出てきて、革みたいでしょ。でも、本当の革だったら 重くて持てないから、ちょうどいいの」 そう言いながら、楽しそうに、カゴの中からノートやペンケースを取り出す彼女は、とても素敵だった。
 四十代前半だったと思うが、おとなの魅力にあふれていた。それからというもの、たまに、街で、ぶどうカゴを見かけるようになった。
きまって、持っている人はおしゃれだった。そのたびに、「もっとおとなになったら、きっとあのカゴ」と思い続けてきたのだった。
 何年か前、お店で手に取り、購入しようとおもったが、子供がまだ小さくて、手提げかごを持つ余裕がなかった。道を歩いていても、ふいにだっこをせがまれる。肩から下げられるトートバッグやリュックが手放せなかった。 友人A子に言うと、「それなら、山ぶどうのしょいカゴにしたら。山でおばあさんが使っている本物の農具。いざと言う時、子供くらい入るわよね」とさらっと言われ、こころが動かないわけでもなかったが、さすがに勇気がなかった。
最近、何人かの同世代の友達が山ぶどうカゴを手に入れたという話を聞いた。 北東北の旅先で手に入れたというカゴもあれば、ネットで買った という友人もいた。それなりにみんないい感じだった。 ああ、わたしたちももうそんな年齢になったんだとしみじみと思った。山ぶどう解禁といったところだろうか。 気がつけば、うちの娘もひとりで電車に乗って学校へ通う歳になっていた。 ついに時来たれり! 意気込んでお店へ。買うんだったら「ここで!」と決めていた工芸店で「A4が入る大きさで」と御願いすると、「それでしたら1年くらいで仕上がってくると思いますよ」とのこと。えっ、1年も待つの? それより少し小さいサイズのものは、人気があって、5年前に頼んだ人がやっと今年受け取っているのだとか。  山形県の作り手さんが手をいためてしまったこともあり、スピードアップは期待できないのだそうだ。 ここは、ひとつ潔く待つことにした。
 けれど、手ぶらで帰るのも寂しい。棚にケータイとお財布と鍵が入るくらいの小さなカゴを見つけた。 なんてかわいいんだろう。
 けれど、そこは山ぶどう。お値段は決して可愛くない。迷いながら、手に提げてみて、はっとした。 小ぶりなのにもかかわらず、持ち手が頑丈にできているのだ。「もっとしっかり持たんかい」とカゴに渇を入れられ、ぐいっと握り返されている気さえする。 もともと装飾品ではなく、農具だったことを思い知らされた。 確かな手仕事の手応えが、作った人の手から私の手へとしっかりと伝わってきた。
 民芸ってすごいなあと思う。 「民芸品」と聞くと、ちゃちなお土産物を連想する人もいるかもしれないが、それは間違いだ。民芸とは、民衆的工芸の略。暮らしの中に生まれた実用性の高い手仕事は、健康的で美しい。やっぱり民衆は侮れないのだ。
 結局、そのかわいいがかわいくないカゴは、お買い上げ。そのまま手に下げて帰った。手あぶらが強度を増すとかで、なでてやるといいと聞き、ヒマを見つけては、ペットのようになでてくらしている。 そうしていると、どうしても、1年待ちと言われたA4のカゴが気になりだした。まだ、三日しか経ってないのに、お店へ行き、進捗状況をたずねた。すると、「数ヶ月でお渡しできると思います」と微妙だが、若干納期が早まったではないか。 来た甲斐があったと、帰ろうとした瞬間、小ぶりだけどこの間のものよりは一回り半くらい大きなカゴが目に飛び込んで来た。 「これは?」と尋ねると、注文を受けて作ったものの、サイズが少し違ってしまったので店頭に並べたのだという。 見たりさわったりしているうちに、どうしてもほしくなってしまった。こうなると軽い山ぶどう中毒かもしれない。値段は前回よりもさらに可愛くない。 さあ、どうする? ええい、とそこは、大人買い。両手に山ぶどうで、帰宅した。
 すかさず、小学二年生の娘から、「あれ、山ぶどうのカゴが増えたね。どうしたの?」とチェックが入った。 「ああ、これ、きょうだいなの」とさらっと答えると、いぶしがって「ぶどうのつるにもきょうだいとかあるの?」とさらに突っ込んできたので、「そうよ。山奥で大きな1本の大木に一緒に巻き付いていたのよ」とフォークロアな語り口でしびれさせてあげた。 ふふふ、さらに驚くがいい。数ヶ月後には、ぶどう三姉妹になるのだ。
 暑苦しい部屋の一角に並べて飾ると、そこだけは、秋の気配。こっくりと深い秋の空気が流れ出す。 持ってよし、眺めてよしのいいカゴだとつくづく思う。  毎年、どんな感じで変化していくのだろうか。 この手提げカゴとともに、わたしも風格を増すことができるだろうか。歳をとるのが、少し楽しみになった。



2008年毎日新聞 橋出たより 「山ぶどう」 エッセイより
 
       
 
 
       
       
       
 
 
     
     
   



商品名 山葡萄三つ編み連続桝網代かご/竹内彰
商品NO TA-0010(1個)
価格  157000円 (税込169560円)予約受付中
サイズ たて22よこ32奥行11.5cm
      ハンドルの高さ12cm

     
数量 

※この商品は予約受付中です。出来上がりは2018年春以降となります。

※決済はカード、または振込でお願いいたします。
(3万円以上の予約のため代引不可

振込の場合、半金を先に(半金入金後発注いたします)残金を出来上がり時期にお振込みでも構いません。 注文時備考欄に明記ください。

予約後のキャンセルは受け付けておりません。

※作品は手作りのため、ひとつひとつ色や形は微妙にかわります。
写真とまったく同じではありませんのでご了承ください。

     
     
 
     
 
     
 
     
  ※作品は手作りのため、ひとつひとつ 色や形は微妙にかわります。
写真とまったく同じではありません のでご了承ください
 
     
  <山ぶどう商品メンテナンス>
@使い始めのうちにかめの子たわし(プラスチックや金属ではなく昔からの固いたわし)で何もつけずにこすってください。※これをすることによりつやがでてきていい風合いになります。でもやりすぎるとおもしろみがなくなるとか・・・
Aこすると木の繊維などがとれてきますのではさみや爪切りなどできれいにとってください。
Bときどきジーンズくらいの固い布でこすってくださいこれらのメンテナンスをすることによって皮をなめしたような光沢のあるいいふうあいの山葡萄になります。


竹内さんからですが
「使用しないときには籠を朝日や夕日の当たるところに置いて眺めると、やまぶどうのほかのつるにはない独特の雰囲気を楽しめます」とのことでした。ぜひ試してみてくださいね。